日本の大学とはこんなに違う

アメリカの大学

アメリカには4,000以上の大学があります。国土の面積が日本の25倍もあり、高校までが義務教育のアメリカでは、大学に期待することも人によって千差万別です。ハーバード大学のような超エリート校から、その州の住民であればだれでも入れる大学まで、あらゆるタイプの大学が門戸を開いています。

単位の互換システムがよく整っていますので、大学間の編入もごく当たり前に行われています。カリキュラムが柔軟で、かつ選択肢が豊富にあるのが、アメリカの大学の大きな特徴です。

また、アメリカでは「18歳になったら家を出て、寮生活をして親離れをする」「何事も自分で調べて、考えて、自己の責任で決断できるよう、独り立ちをさせる」のが大学の役割だとされています。

大学での4年間を通じて、自分は何のために生まれてきたのかを考え、自分の可能性と進むべき道をとことん探して、一人で生きていく力を身につけなさい、というわけです。寮生活では人間関係を学び、授業では自分で考えてオリジナルの発想を述べる、その過程において「自分探し」と「人間形成」をする場が、アメリカの大学です。

アメリカの大学は勉強が中心
学業生活

アメリカの大学に留学すると、語学留学とは異なり、「勉強中心」の生活を送ることになります。1学期16週間という速いペースと厳しい成績評価を乗り切っていかなければなりません。授業はディスカッションが中心で、宿題として読んできた教科書の内容をもとに、オリジナルの意見や発想をクラスメイトと共有することが求められます。テストやペーパー(レポート)で試されるのも、暗記力ではなく、批判的にものごとを判断し、自らの考えを組み立て、表現する力です。

ディスカッションが中心の授業

毎回の授業では、読んでおくべきリーディングの課題にもとづいて、ディスカッションが行われます。そこで問われるのは「あなたならどうするか」「それはなぜか」です。リーディングは宿題でもあり予習でもあるのです。学生たちは予習を踏まえて、自らのアイデアと意見をクラスに持ち寄って議論します。

アメリカの大学は、このように予習中心・ディスカッション中心です。復習と暗記が中心の日本の大学とはまったく異なります。大量のリーディングに取り組み、そこから自分の意見を構築し、発言する――。「明日、何を言おうか」と頭をひねる毎日です。


日本での予習がカギ

じつは、アメリカの大学の授業の予習は、日本ですることができます。経済学の理論や歴史の事実が英語と日本語とで異なるわけではありませんから、事前に日本語で知識を得ておけば、英語の教科書でも内容が頭に入りやすくなります。

さらに授業の初日には、「シラバス(Syllabus)」と呼ばれる授業進行表が配布されます。これには、毎回の授業で扱われるトピックやリーディングの内容、テスト日程などが書かれていますので、シラバスを読むことで予習の計画を立てられるようになります。

2+2アメリカ留学プログラムでは、このシラバスの読みかたをはじめ、リーディングのコツや授業への臨みかたなど、「スタディスキル(勉強方法)」の指導を通じて、日本にいる間に学業生活をシミュレートします。渡米前に学業生活の厳しさを体感し、心身ともに本番の留学への備えを万全に整えます。

アメリカの大学の成績とGPA

アメリカの大学の成績

留学中、つねに頭に入れておきたい大切な数字が、GPAです。アメリカの大学では、A、B、C、D、Fの5段階で成績がつけられます。これを4、3、2、1、0のポイントに換算したものをGrade Pointといい、その平均値をGrade Point Average、略してGPA(ジーピーエー)といいます。

アメリカの大学では、2学期続けてGPAが2.0を切ると退学になります。最低でもC平均以上をつねに修める必要があるということです。さらに編入の際にも、このGPAが最重視されます。GPAが高いほど編入先の選択肢が増え、奨学金を得られるチャンスも高まります。また、大学院への進学や就職の際にもGPAが問われます。


学業生活を乗り切るスキル
チューター制度を活用しよう

チューター制度を活用しよう本プログラムで留学するコミュニティ・カレッジは、いずれも無料のチューター制度を備えています。チューター(Tutor)とは、個別あるいはグループで行う補講講師のことです。決まった曜日と時間に定期的に会って、授業や教科書でわからないことを教えてくれます。このような学習サポートを積極的に活用することもまた、留学生にとっては必要な「カレッジスキル」といえるでしょう。

アメリカの大学の単位

アメリカでは、大学間の編入システムがよく整っています。それはアメリカの大学が「単位制」だからです。ある大学で取得した単位は、別の大学の卒業単位として認めらます。

その単位認可のシステムも、全米のスタンダードにもとづいて整備されています。このシステムをよく理解しておくことで、コミュニティ・カレッジでどのような科目を修めれば、どれだけの単位が編入先の四年制大学に認められるかが予測できます。

したがって四年制大学への編入を想定しながら、コミュニティ・カレッジでの履修科目を選んでいくことが大切です。2+2では、留学準備プログラムと編入指導プログラムを通じて、アメリカの大学の単位と履修のシステムをしっかり学びます。さらにワークショップ形式で入学から卒業までのカリキュラムの組み立てかたを習得します。

留学サクセス講座 in USA

留学サクセス講座 in USA

アメリカの大学には入学式がなく、日本の大学のような親切なガイダンスもないままに、キャンパスに到着して2~3日のオリエンテーションが済むと、すぐに授業が始まります。このスピードの速さに戸惑うことなく、スムーズに新学期のスタートを切るために、本アメリカ留学プログラムでは、入学直前の実地研修:「留学サクセス講座in USA」を開講しています。

この講座では、実際にアメリカの大学で寮生活を送り、授業を受け、ノートのとりかたやリサーチのしかた、ペーパー(レポート)の書きかたなどの指導を受けます。これに参加することで、自信をもって9月の新学期を迎えられるようになります。(※参加はオプションとなります)

説明会について 資料請求

※本プログラムはご参加にあたり一定の審査を設けております。
※ご参加いただくまでのプロセスや審査内容、そのほかプログラムの費用については説明会にてご案内しております。

アメリカの大学で学ぶ科目を知ろう
カリキュラム

アメリカの大学は、入学するときに専攻を決めておく必要はありません。というのも、入学して最初の1・2年は、どの大学でも一般教養の科目を中心にとるからです。1・2年かけてさまざまな科目を学びながら、より深く勉強したい分野を見つけ出そう、というのが基本的な考えかたです。専攻を変更することもできますし、たとえばアートと経済学というように、まったく異なる二つの分野を専攻すること(ダブルメジャー)もできます。

アメリカの大学には600以上の専攻分野があるといわれています。自分の興味と関心に応えてくれる専攻にきっと出会えるはずです。

「自分探しの場所」にたとえられるアメリカの大学。専攻についての多様で柔軟な考えかたも、そのあらわれといえるでしょう。

アメリカの大学生活の基本
学生寮での生活

アメリカの大学は「寮生活」が基本です。日本で留学というと、語学留学や交換留学の影響からか、ホームステイという言葉が飛び交いますが、アメリカの大学生は学生寮で生活するのが一般的です。ハーバードをはじめ、優秀な大学ほど伝統的な寮を誇っており、新入生には入寮を義務づけているほどです。

この学生寮という文化は、親離れをし、社会での複雑な人間関係を学ぶ大切な場として考えられ、アメリカ大学教育の重要な一端を担っています。一人ひとりの個性を尊重し、お互いの違いを認めながら理解を深めていく――これからの世界で生きていくために不可欠な価値観を養う場所が、アメリカの大学の寮なのです。
寮生活は、治安・勉強・費用の面でも大きなメリットがあります。2+2コースで留学するコミュニティ・カレッジは、いずれも学生寮が整っています。キャンパスの周囲に娯楽も少ないため、落ち着いて勉強に専念できます。

勉強中心の生活を送るために

寮に暮らすことによって、「勉強中心」の生活を送ることができます。わからないことはルームメイトに聞いたり、図書館で調べたり、先生やチューターに会ったりして、すぐに解決できます。アパートやホームステイの場合、勉強に対するサポートを得られるチャンスが少ないため、どうしても本来の学業生活から離れがちになってしまいます。

ルームメイトをはじめとして、交友関係が広がりやすいのも寮生活の大きなメリットです。アパート生活やホームステイでは、クラス以外で人と接する機会が少なく、日本人同士で固まりがちです。寮生活ではアメリカ人学生と日常的に交流しますから、英語力も飛躍的に伸びていきます。


シンプルな生活をいかに楽しむか

寮生活は、とてもシンプルです。キャンパスはだいたい郊外にありますから、外に出ても娯楽はありません。単調な毎日をいかに楽しく過ごすか、そのための努力と工夫がつねに求められます。自分自身の発想とアイデアで日々を充実させていくトレーニングの場が、アメリカの大学の寮です。

無駄づかいをしない

寮生活では、余分なお金をつかうことがありません。アパート生活をすると、家賃のほかにも通学のための車が必要になり、また外食も多くなりがちで、何かと費用がかさんでしまいます。寮に暮らせば1日3食を学食でとり、寮と教室と図書館を行き来するだけで、生活がすべてキャンパス内で完結しますので、出費を抑えられます。

キャンパス内はセキュリティがしっかりしていて、治安の心配は一切ありません。病気やケガに対する応急体制もしっかり整っています。

アメリカの大学の種類

四年制大学

リベラルアーツ・カレッジ

全米に600あるリベラルアーツ・カレッジは、アメリカの大学教育のルーツであり、いまでもその中核を担っています。

リベラルアーツ・カレッジでは、リーダーとしての人格形成の基盤となる自然科学、人文学、芸術など、あらゆる分野を学び、幅広い教養を身につけることを重視しています。大学4年間を通して自分を探し、見つけることが大切であるとして、大学時代にさまざまな視野や価値観に触れて、自分の生きる方向を探ろう、という教育です。何か特別な分野にすぐれているというより、人間としてバランスがとれていて、知識が豊富で、リーダーシップをとれる人を育てるのがリベラルアーツ・カレッジです。

リベラルアーツ・カレッジのほとんどは私立ですが、本プログラムで紹介しているUniversity of Minnesota, Crookstonなど、州立のリベラルアーツ・カレッジもいくつかあります。

総合大学

私立の総合大学の多くはリベラルアーツ・カレッジから始まり、年月を経て総合大学へと成長していきました。ハーバードやイェール、スタンフォードなどの超名門大学を含めて、アメリカ全土で約460校あります。

一方で、農業や工業、林業など、より実践的な分野の開拓をして、実学の発展を担ったのが、州立の総合大学です。University of Texas at Austinなどがその代表格です。

これら総合大学の特徴は、大学教育に加えて、専門性の高い大学院レベルでの研究に力を入れていることです。世界の最先端を走るリサーチやプロジェクトが日夜行われているのがアメリカの総合大学です。

総合大学の魅力は、科目の選択肢が多いことと、体育館や図書館などの設備が充実していることです。大学によっては100以上の専攻課程を設けています。また学生サークルの数と種類が多いことも、総合大学の長所といえるでしょう。


説明会について 資料請求

※本プログラムはご参加にあたり一定の審査を設けております。
※ご参加いただくまでのプロセスや審査内容、そのほかプログラムの費用については説明会にてご案内しております。

アメリカ留学の費用を節約!2+2プログラムのTOPへ戻る